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 伊藤ハジメのBeauty Feeling

開発打合せ中
 
vol.12 アグレデュール開発秘話
(外伝)「重要なヒント!」
vol.11 アグレデュール開発秘話(後編)
vol.10 アグレデュール開発秘話  (中編)
vol.09 アグレデュール開発秘話  (前編)
vol.08 親愛なる槇村さとる様
vol.07 新年!成人式!晴れ着でGo!
vol.06 Viva! Christmas!
vol.05 肌年齢!
vol.04 弘法筆を選ばず!?
vol.03 スキンケアって大事!
vol.02 ヘアメイクのもう一つの・・?
vol.01 コラムスタート!よろしくお願いいたします

アグレデュール開発秘話(後編)

「難しいことですが、相反することを一点一点クリアしていきましょう。」化粧品会社のプロジェクト担当、W氏のやさしいお言葉。僕は覚悟を決めました。「たくさんの方に後押しされているのだから、時間がいくらかかろうが、納得いくいい物を作ろう!」と。

最初、戸惑ったのは化粧品の成分知識。僕は、ヘア・メイクです。化粧品を使ってメイクアップすることが仕事でも、こと化粧品の細かな成分知識に関しては、あまりに素人同然。専門のスタッフに、「カバー力を高めるためにはA成分を多くし、艶感をだすためにB成分とC成分を配合し・・・」難しいことを言われるたびに僕の頭はチンプンカンプン??? 対して僕が言うことは「いや、だから、こうして欲しい、ああして欲しい」のニュアンスだけ。だだをこねる子供と一緒です。僕の感じる質感などが、なかなかうまい具合に伝わりません。でも、僕には・・・これしかない。自分の感性を信じ、ニュアンスを伝え続けるしかね。そこで時間のある限り、化粧品会社に出向き、「ああでもない、こうでもない」と、ひたすらだだをこねまくることが、僕のやるべきことと思い、そんなこんなで半年後・・・

最初の試作品ができてきました。うれしかったー。でも、それもつかの間。メイクアップベースは、思ったほどサラっとしていない。皮膚を覆う感じがあったんです。ファンデーションは、僕の言う色味と違う。ピンク系が強すぎました。また、カバー力がある代わりに艶感がまったくない・・・
そう、最初からうまくはいきませんよね。くじけない、くじけない! 僕はすぐさま思った感想を伝えて次回に期待することに。実はその間、別にやらなければいけないことが山ほどありまして。化粧品の名称・ロゴデザイン・パッケージデザイン・容器の選別・etc
あ、頭が痛い!

2回目の試作品はさらに3ヶ月後。最初の物から比べると、数段進歩したと思うのですが、まだ納得のいくものには程遠く・・・感じたことを細かくまとめ、再度W氏に伝えました。
それから何回、僕の手元に試作品がきたことでしょう。その合間・合間で僕とW氏は、
伊藤「ここは良くなったのに、あちらがまだだめですねぇ。」
W氏「そこは、もう無理ですよ!」
伊藤「そんなことを言わずに、もうちょっと!」
W氏「・・・ふぅ(ため息)」
伊藤「ハハハ・・・」
そんなこんなを繰り返した、一年と3ヶ月。
夢にまで見た化粧品がようやく出来上がってきたのです!

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